高い?安い?妥当?システム開発費の謎に迫る

システム開発に掛かる費用の内訳はご存知でしょうか?
複数のシステム開発会社へ見積りを頼んでみたら、各社の金額にバラつきがあったり、想定していた金額よりもはるかに高かったり。
システム開発に対して、不信感を感じたり、不安になったり、そんな経験をしたご担当者様は多いのではないでしょうか?

今回は、「システム開発費用の謎」について、ご説明したいと思います。


システム開発費は「直接時間」と「間接時間

直接時間は、実際のコンピューターシステムで動くようにする作業時間に掛かる人件費に単価をかけたもので計算されます。
間接時間は、お客様とシステムの世界を繋ぐ為、お客様と合意形成に掛かる人件費に単価をかけたもので計算されます。

システム開発に必要な直接時間と間接時間を合計して、システム開発費用として見積りを算出しますが、システム開発に参加する技術者のタイプによって、時間あたりの金額が変動します。
システム開発にどのようなタイプの技術者が参加するのかを把握する事も、システム開発費の理解する為に抑えておきたいポイントです。


システム開発には、大きく分けて2つのタイプの技術者が参加します。

  • システムエンジニア(略称エスイー)
  • プログラマー(略称ピージー)

システムエンジニアは、お客様のシステム開発の要望をまとめ上げて整理し合意形成を図り、システムの世界とお客様を繋ぐ役割を担います。

プログラマーは、システムエンジニアがまとめ上げた要望を実際のコンピューター上で動くようにする役割を担います。

システムエンジニアとプログラマーでは、月単位の費用が違い、人月と呼ばれる1ヶ月(=20日)作業を行う際の単位で費用が算出されます。

ご参考までに下記に1ヵ月あたりの単価をご紹介します。


SE(システムエンジニア)単価1人月の目安

  • 都市部の大手企業で100~150万円
  • 下請企業や個人事業主、地方の企業で60万円

PG(プログラマー)単価1人月の目安

  • 都市部の大手企業で50~100万円
  • 下請企業や個人事業主、地方の企業で40~60万円
  • 外国人技術者で20~40万円

といったところが相場です。


不信の原因?システム開発費用が、各社バラバラな理由

システム開発会社は、これまで蓄積してきた実績と経験で自社の生産能力に対する「工数試算係数」をもっています。
言い換えると工数試算係数は、各社の「ノウハウ・経験・人材スキルを評価する基準」といえます

たとえば、既に開発済みの似たようなシステムがあった場合、新たに作業する時間が大幅に削減され、工数資産係数は優れた値になります。
したがって、直接時間、間接時間ともに、大幅に削減する事が可能になります。

各社の工数試算係数の違いが、同じシステムで見積もりでも、バラバラになる大きな要因です。

ご参考まで、一般的なシステム開発日の目安として、作成する設計書等のドキュメントの量や画面機能の複雑度によって変わりますが、概ね4~5画面で1人月程度と考えておけばよいのではないでしょうか。

以上のことを踏まえた上で、適正なシステム開発費用を見きわめて、失敗しないシステム導入や、そのための予算取りを行ってみてはいかがでしょうか? . .



PAGE TOP